時が経つのはあっという間で、早くも2021年となってしまいました。この一年を振り返ると、たくさんの変化があったことが思い出されます。3月に無事に大学に合格した直後は大学生活に胸を躍らせていました。大学から送られてきた部活・サークル紹介冊子や、新歓イベントの案内などを読みながら、とてもわくわくしていたのを覚えています。しかし、コロナウイルスの影響で入学式やイベントは軒並み中止。授業開始も一か月延期され、何をしてよいか分からず、途方に暮れてしまいました。また、履修をどのようにして組めばよいのか、先輩方に直接伺う機会が全く無くなってしまったため、とても苦労しました。そのような状況の中、オンラインで授業が始まりました。初めは操作に不慣れで、大学の授業自体がどのようなものなのかも分からず、不安でしたが、少しずつ慣れていきました。しかし、オンラインの場合、一日中自宅の部屋の中にこもり、他の学生と話す機会がほとんどないため、新しい友人をつくることも難しく、課題等で相談することもできず、精神的に辛い時期もありました。それでも、夏が終わり、秋冬学期になると感染状況が少し良くなり、週に一回ではありましたが、対面授業も始まり生活が少し充実するようになりました。ちょうどその時期に部活動は徐々に再開している、という話も聞きました。入学当初は、ソフトテニスを大学でも続けるつもりはありませんでした。しかし、とにかく早く大学生活を充実させたい、という思いもあり、まだサークルが活動再開できない状態だったので、仮入部してみることを決めました。そこで、先輩方も親身に接してくださったので、すぐに入部を決めました。ソフトテニス部に入ったことで、このコロナ禍でも充実した生活を送ることができています。現在は第3波が深刻化している状況ですが、感染対策を万全にしながら、ソフトテニスを全力で楽しみたいと思います。 

 

男子部1年 杉村宏太