幹事長退任ご挨拶 ~ ありがとうございました

 

 

 

                           前幹事長 倉林 進(昭和54年卒)

 


 私は、昨年11月23日の球朋会総会で任期満了となり幹事長を退任しました。新幹事長には 勝呂 進さん(昭和47年卒)が選任されました。  2010年2月に幹事長就任してからの6年10ケ月、支えてくださった常任幹事の皆様、そして 年度幹事、会員の皆様に感謝申し上げます。
 幹事長を去るにあたり、在任約6年の間で、特に印象に残ること3つを述べさせていただきます。  一つ目は、2011年の東日本大震災と「義援金寄付」です。常任幹事会として会費による震災 「義援金寄付」を提案致しました。意見は真っ二つに割れ、「大賛成」もある一方で脱会も辞さない という「絶対反対」もありました。全会一致を得られず、「提案取り下げ」としましたが、普段は何の 声も聞こえず姿も見えないと感じていた会員から非常に多くの意見が寄せられて、どの会員も 活動や会費の使い方に決して無関心ではないことを痛感させられました。改めて、しっかりした 運営をしていかなかえればと強く思わされたことでした。  二つ目は、2012年に迎えた「球朋会創立60周年記念行事」です。50周年行事程大きなことは できませんでしたが、『球朋』を特別号として、「一橋軟庭・ソフトテニス部史上最強のチーム、 プレーヤーは?」をテーマとして開催した「記念特別座談会」の内容を載せるとともに、歴代の 会長、主将からも寄稿いただいたりして、充実したものに出来たことが印象に残ります。また、 「球朋会60周年の集い」として如水会館で開催した記念総会では、外部講師としてお招きした 元デ杯選手でデ杯監督もされた渡邊 康二さんに「世界の中の日本テニス」をテーマに記念の 総会にふさわしい講演をいただき、内容を『球朋』にも掲載しました。野口 正武先輩(S40年卒) の叙勲記念スピーチも心に残ります。参加人数は120人を超える盛会で、多くの方に楽しんで いただけたことが嬉しい思い出です。  三つ目は、悲しいことですが、起橋前会長との別れです。一昨年12月に病に倒れ亡くなられ ました。会長在任6年間のほとんどは私が幹事長を務めていましたが、陰に日に支えてください ました。最後のお別れをする機会もないままに逝ってしまわれたことは、今でも残念でなりません。
 2000年2月に、「少しでも球朋会に恩返しが出来れば」との思いから自ら常任幹事に就任して 以来、途中母親の看取り等で数か月の離脱はありましたが、約16年間、球朋会運営に関わって きました。力不足もあり、また言い訳にもなりませんが、サラリーマン生活をしながら務めてきた 常任幹事、そして幹事長でしたので、活動は十分ではなかったとの反省の思いがありますし、 最後までお叱りを受け続ける日々でした。しかし、当初の思いであった「球朋会への恩返し」は 少しは出来たのかなとも思っています。  (~今回は、平成28年の活動報告はHPの他の掲載に譲ります。そちらご参照ください。)
                                                以 上