男子部主将挨拶

OBOGの皆様、いつもお世話になっております。2019年度入学、商学部3年生、前主将の石川楽です。

コロナ禍での部活運営ということで、感染対策や練習場の確保、モチベーションの維持などさまざまな面で難しいところがあったというのが、率直な感想です。

そんな中でも、主に幹部の協力を得ながら、主将となった秋から春にかけては、様々な練習メニューを組み入れたり、ズームで動画を見ながらの戦略分析、練習とその意図の事前共有などの新しい試みを行いました。しかし、後半は、大会の中止や練習が不可能な期間も長くなってしまったことに加えて、部の雰囲気を自分の力不足でうまく盛り上げられなかったこともあって、中々チャレンジ精神を持って部に影響を与えられなかったと感じています。それでも、自分の練習中の取り組みや、上記の試みが実質的な効果を持って部員を強くするとまではいかなくとも、部への気持ちを高めることに繋がっていたら何よりだなと思います。

また、個人としては主将として、と余計なプレッシャーを感じてしまい、それを強さに変えられなかったのが1番の反省です。プレイヤーとしての自分、主将としての自分の両方に目を向けることが出来ず、どっちつかずになってしまった期間もあり、春リーグでは情けない試合を部員に見せてしまったことが悔やまれます。この悔しさをバネに、来春リーグでは必ず安定して勝ちを取れる選手として出場したいと思います。

以上の反省を踏まえ、今後は部全体を見て動きながら、自分のプレーにもより磨きをかけて、勝ちをもぎ取るプレーヤーとしても、チームに影響を与える人間としても成長していければと考えています。

ただ、主将を終えた今は、以前より真っ直ぐ自分のテニスに向き合えているように思います。

最上級生として就活や遊びなどに精を出しつつも、しっかり部に貢献しながら誠実に楽しんでラスト一年を終えることが出来たらなと思っています。

8部のレベルも少しずつ高くなっているように感じる中で、一橋大学はまだまだ技術面でもメンタル面でも足りない部分が多く、より危機感を持って取り組んでいかねばいけません。来春のリーグ戦に向けて、チーム一丸となり精進していきたいと思います。OBOGの皆様におかれましては、これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。