新型コロナ禍の球朋会活動

球朋会 会長 鈴木成次

 

 2回目の緊急事態宣言が11都府県に発令されています。昨年4月の1回目の緊急事態宣言以降、球朋会においても、ほとんどすべての会合、総会及び会員相互で行われていた懇親会、懇親ゴルフ会等が中止となったため、親しい先輩、同期、後輩との直接交流が、ほとんど絶たれています。

 特に現役で働かれている球朋会員、学生部員にとっては日常生活に大きな制約を受けた大変厳しい1年であったと思います。この先、それがいつまで続くか見通しがつかないことも大きな不安の要因です。幸いにも球朋会員、学生部員の中にコロナに罹患した人が出たという話しは聞いていません。皆様の賢明な行動、良き生活態度の賜と思います。

 学生部員は、大学閉鎖、部活動の停止、試合の中止、授業のオンライン化等様々な困難に加え、さらにアルバイトの減少による収入減という問題にも直面しています。球朋会としては生活困難に陥った学生部員への支援を申し出ています。「今現在は生活困難に陥っている部員はいません」という報告でしたが、今後も学生部員に生活困難等の問題が出た場合には、積極的に金銭支援を実施します。

 

 今年も球朋会の活動を例年通りに行うことは難しいと予想されます。しかし来年2022年に、球朋会は創立70周年を迎えます。創立50周年の際には、「一橋球朋会50年史」の発刊や、記念式典を盛大に行いました。今回も何か皆様の心に残る記念事業を行いたいと考えますので、今年はそのための準備の年にします。合わせて、①収入基盤の一層の安定化 ②コロナ禍の情報発信 ③将来を見据えた幹事の若返り 等々を実施します。ホームページ、メール中心の活動になると思いますが、会員の皆様のご理解、ご協力を、今後ともよろしくお願いいたします。

 

(追記)

 球朋会創立メンバーの昭和27年卒、川上大先輩の訃報を新聞記事にて知りました。

球朋会としての追悼を別途行いたいと思います。大先輩のご冥福を心よりお祈りします。

 

 

                             以上