鈴木会長 「4年間同じ釜の飯を食った同期の絆」

 

                         昭51卒 鈴木成次

 

 2020年、オリンピックイヤーがスタートしました。昨年は会長就任1年目でしたが、会員の皆様のご協力により会費収入もほぼ予算通り約200万円の見込みで、130万円の学生支援も実施することができました。決算の詳細は別途年度幹事の方を経由して報告させていただきます。今年度につきましては、平成卒会員の球朋会への参加率を高めていくために、新しい企画を検討したいと思います。これからも一層のご協力をお願いします。

 球朋会も今年で創設68年目を迎えます。創業メンバーの昭和27年、28年卒のOBの

方々のご努力、ご苦労にはあらためて敬意を表したいと思います。その後、会の運営に携わっていただいた多くの歴代執行部の方々のおかげで、昭和、平成、そして令和の時代を無事

迎えることができた訳です。現在の執行部としては、この歴史を途絶えさせることなく、創設70年、80年、そして100年に向けて、しっかり活動を継続していきたいと思います。

 

 長い歴史、そして多くの会員から成る球朋会ですが、その基本は「4年間同じ釜の飯を食った同期の絆」です。フォーティーズ、遊球会、好球会等、5年毎の会も活発に活動していますが、どの会も同期会がベースになっています。まだまだ現役で前後との繋がりを持つ時間も取れないという世代の方々も、まずは同期の方々との交流だけでも続けてください。球朋総会も、ひとつの機会として積極的に活用していただければ幸いです。

 私も昭和51年卒のメンバー11人で、卒業後44年間、折にふれ集まって旧交を温め続けています。現役で仕事をしている間は、転勤、特に海外への赴任時には送別会、帰国の際には歓迎会。その合間には互いの結婚式に招待。海外赴任先を訪問して、現地をいろいろ案内してもらう等、様々な交流がありました。ほとんどのメンバーが無事に現役をリタイアした今では、年に3~4回、平日の昼間に集まって、のんびりと会食を楽しんでいます。今年春には札幌在住の同期の企画で初めての北海道遠征を予定しています。

 

 このような同期の集まりは、各年代でも様々に行われていることと思います。場合によっては同期の病気を見舞う、亡くなった同期の死を悼むということもあるかと思います。それこそ堅い同期の絆のあらわれでしょう。同期会の集まりが活発な代ほど球朋会への参加率も高いという、現実的なデータもあります。

 

 「4年間同じ釜の飯を食った同期の絆」を是非大切にしてください。

 

以上