会計担当を引き継いで

S52年卒 松山雅胤

 

 私が会計担当を引き継いだのは201912月の球朋会総会後です。その前3年間は監事でした。監事は会計が正しく記帳され、正しく整理されているかということと不正リスクをチェックするのが役目です。この点、球朋会は金額も小さいですし、収支項目も少ないです。また収支の実務を行う学生と球朋会会計担当とは別の人間で牽制も聞いていますので、安心して監事ができました。

 会計担当になりますと、会計実務を全て行わなければいけませんが、経費等の支出と会費等の入金については学生が銀行預金を管理していますので、その指示や報告・確証・学生の会計整理・入出金の確認が主業務です。また最近では、定期的な決算状況のまとめも幹部と共有しています。

 収入のほとんどは会費です。球朋会のシステムで名簿と合わせて管理していますが、シニア会員については、会則に従って、毎年会計担当がメール・電話で会費額を確認させていただいています。勝手が分からず、前任の尾木原氏にお聞きし前回のやり方も参考にして、なんとか遂行しました。会費の実際の徴収方法は、如水カード引落・銀行等口座振替と会員自身による振込があります。会費徴収業務はシニア会員への対応の他に、会費のお願い、会費の督促等メールや郵送を伴う業務を、システム担当金井氏・学生が行っていますが、連絡先が分からない会員や連絡しても反応のない会員もおられます。如水カード引落・銀行等口座振替にしてもらえれば、わざわざ会員自身が銀行等に振込に行かなくてもいいですし、学生等の連絡・督促等の作業負荷も軽減されます。まだこの2つの方法の件数は少ないので、少しでもご協力いただけるとありがたいです。(如水カード引落の方がコストは安いし作業も簡単です)

さて、会計担当業務に戻りますが、銀行等口座振替は、最近使用し始めた金融機関のシステムでの作業です。操作が分からず、尾木原氏の引継ぎ書を見、システム内の説明書の勉強をしましたが、基本的なシステムの手続きを理解していなかったので、大変てこずりました。これらの反省を踏まえ、会費徴収スケジュール(含確認先・手続き留意点等)・各システムの操作方法等の説明書を作成しました。

一方で監査を受けなければいけませんが、このコロナの影響で、私自身の監事としての杉村氏との対面引継ぎもできていない状況でしたので、球朋会会計の仕組みや監査の留意点などを説明書にまとめ杉村さんにお渡しし、極力メールや郵送でチェックをしてもらうことにしました。

 

私が目指すのは、誰でも会計担当や監事ができるように整備し、学生担当の負荷を減らすことです。今後も皆さんのご協力をよろしくお願いします。